111 湿度50%。
湿度50%というと、空気の半分が水分なのかと勘違いする人がいる。空気中に存在出来る水蒸気は限度があって、飽和水蒸気量と言う。この量は気温によって大きく違う。覚えやすい数値としては気温20度の空気1立方メートルでおよそ20グラムだ。飽和状態で湿度100%。これが気温0度でおよそ5グラム、気温40度でおよそ50グラムだ。水蒸気を多く含んだ空気が上空で冷やされると、水分を保持出来なくなって、水滴として出現する。これが雨雲や雨、雪などになる。だから、地表の暖かい空気が上昇状態である低気圧では、雨天になりやすい。逆に高気圧では飽和水蒸気量の数値が上がっていく下降気流傾向なので、晴天になりやすい。
  • kanabro
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  • 2023/04/30 (Sun) 06:01:56

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