110 10万円の話し。
随分前になるが、現PanasonicのK部長と品川駅前で2人で飲んだ。その時の話しがとても印象深い。内容は「目の前に君が自由に出来る現金が10万円あったら、どうする？」と言うものだ。結論から言うとK部長のオススメは、「財布に入れて常に持ち歩く。」だ。それをなるべく使わないように気をつける事が大事だと。そうすれば、街歩きも多少の遠出も楽しくなるので。急に大阪で串揚げで一杯飲みたくなったら、行ける余裕がある事が大事との事。もしお店で欲しい商品に出会ったら、買える自分でありながら、あえて買わずにそれが本当に必要なのか良く考える事で、浪費を抑える訓練にもなるという。もし、浪費してしまったら、それが君の弱点だから、克服するべきで、働いて浪費の分を補てんして、自分に良く言い聞かせるべきとのこと。例えば、酔った勢いで仲間におごったりして浪費したら、その行為が自分自身の弱点だということだ。そんなK部長は当時、億ションという言葉の発祥となった品川の一等地のマンションに住んでいた。